2016-04-01 第190回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
○三浦政府参考人 検視官につきましては、警察における死体取り扱いの専門家と位置づけておりまして、原則として、刑事部門における十年以上の捜査経験を有する、あるいは捜査幹部として殺人、強盗等の捜査経験を四年以上有する警視または警部の階級にある警察官で、警察大学校における専門的な研修を受けた者をこれに充てております。
○三浦政府参考人 検視官につきましては、警察における死体取り扱いの専門家と位置づけておりまして、原則として、刑事部門における十年以上の捜査経験を有する、あるいは捜査幹部として殺人、強盗等の捜査経験を四年以上有する警視または警部の階級にある警察官で、警察大学校における専門的な研修を受けた者をこれに充てております。
これは、警察における死体取り扱いの流れのチャート式の表であります。一番下に書いていますとおり、「数値は平成二十六年中に警察庁捜査第一課に報告のあったもの。交通関係及東日本大震災による死者を除く。」ということになっておりますけれども、この中で、昨年度中の全死者数は、推計で百二十六万九千体でございます。このうち、警察へ届け出がされたのは十六万六千三百五十三体、全死者数の約一三%になります。
また、研修についてでございますけれども、検視官につきましては、着任前に、警察大学校におきまして、解剖実習を含む死体取り扱いに係る専門的な研修を数カ月間行っております。さらに、その後につきましても、その資質を向上させるために、毎年、全国会議を開催するなどいたしまして、各都道府県警察における参考事例等についての情報共有を図っているところでございます。
○金高政府参考人 刑事調査官は、委員御指摘のとおり、十分な捜査経験と検視の訓練を積んだ、警察の中での死体取り扱いのプロというべき存在でございまして、死体の検視等に専従しているという職にございます。この増員を図り、臨場率を上げるということは極めて重要というふうに私どもも考えております。
今までに三回会議を開催しておりまして、死体取り扱い全般についてさまざまな角度から意見を述べ合うとともに、時津風部屋事件の被害者の御遺族においでいただいて意見を聴取したり、関係省庁からも意見を聞いたりということで進めてきております。
検視体制の強化等により、適正な死体取り扱い業務を推進するとともに、犯罪死の見逃しを防止するため死因究明制度のあり方について調査研究を進めます。 被疑者の取り調べの可視化、捜査手法や取り調べの高度化等に関する調査研究を進めます。 国内外の関係機関との連携を強化して、暴力団や来日外国人犯罪組織に対する取り締まりを徹底します。 第三は、APEC開催に伴う総合的警備対策の推進等であります。
今後とも、刑事調査官等のこういったものの体制強化、それから、実際に検視を担当する警察官に対する研修の充実を図りまして、適切な死体取り扱いに努めるよう指導してまいりたい、こういうふうに思っております。
昨年、いわゆる警察の方で死体取り扱いの総数というものが出ていると思いますが、それは幾つで、そのうち司法解剖されたのは幾つなのか、お教え願いたいと思います。
○説明員(平井寿一君) 先ほど目黒先生は裁判審理中という言葉は余り使ってもらいたくないというふうなことを言われましたが、しかし、これは、現実にいまこの死体の人間、水本潔なる人物の上智大内ゲバ事件でございますか、これの公判をめぐってこの死体取り扱いにつきましても裁判の一つの争点になっておるわけでございます。